続 トラッキン昔話?
ダットサン:620/720/D21、そして トヨタ:ハイラックス
みなさん、出番ですヨ!

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Truckin' Again

キーレスどころか、キーフリーだってある。
中には純正リモスタも登場。
これなら、荷物を持っていても、
夏でも、冬でもOK。ノープロブレム!
そして、今の世の中、あっちもこっちも、
ハイブリッドだの、EVだのと、
みんな同じ方向へ進んでいる。
ガソリン代も掛からず、便利で快適なエコカーと呼ばれる
クルマ達が、どんどん増殖しています。
そんな時代なら、地球のためにやさしいと言われてる
ハイブリッドにも乗ってみるか・・・

6か月後
何か違う、何でかわからないけど、
最近ドキドキしない、ハラハラしない。
何故?

こんな自覚症状が出た方は、
ビタミン カスタムが不足しています。
放っておくと クルマ無関心症候群が発症し、
ハートの老化現象が進んでしまいます。

インターネットや、スマートフォンの端末になってしまう、
クルマ達とは一旦お別れをして、
温かくて、親しみのあるキャラクターを持った、
オールド ピックアップと一緒にトラッキン ライフ。
どこかのメーカーの社長ではないですが、
圧迫感の無い、ドライバー シートに座って、
ガソリンの臭いと、エキゾースト ノートを楽しむ。

古いアルバムを引っ張り出して、
懐かしいあの頃のあなたを見つけてください。
休日のツーリング、仲間とのトラッキン談義。
カスタムカーに夢中だったあの頃。
でも、何か気になる事を思い出しませんか?

そう、あの頃、途中であきらめてしまったカスタム、
やり残したこと、流れに負けたこと。
こんな ほろ苦い記憶。有りませんでしたか?
今なら、肩肘張らず、無理をせず、周りを気にすることなく、
そして、地球のためでなく、家族のためでなく、
自分自身のために
もう一度、トラッキン!

Dec / 2011
*
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昔は自由だった。
そして古き良きニッサンの時代だった。

日本のトラッキンは720で始まり、720と共に進化し、D21に受け継がれて来たと
言っても過言ではないと思っています。
当時トラッキンと言えば、アメリカン フルサイズをイメージした「ステップ サイド」。
ベースは勿論「ダットラ」、ボンネット トラックと言えばNISSANの時代でした。
特に、720 KING CABの人気は高く、誰もがベース車探しに走り回ったものです。

当時は、とにかくトラッキンなるものの情報が少なく、ショップも限られていたため
カスタムされたトラックを見るチャンスなどなかなか有りません。
苦労して手に入れたUSマガジンを頼りにしながらの、手探りカスタマイズでした。
こんな時代だったからこそ、当然 誰かが決めた“ルール”や “セオリー”などに
縛られる事も無く、どれも自由で個性派揃いでした。
でも、これがアメリカで生まれたクルマをカスタムする文化。TRUCKIN'です。
*言い方を変えれば、とにかく皆んな好き勝手にカスタムしていたという事?。

その後、フリートサイドが登場。スタイリッシュなスタイルが受け入れられたのか
一気にトラッキンの主流となりましたが、NISSANの時代は暫く続く事になります。
*
ステップ サイドは、古き良きアメリカを象徴する伝統的な
スタイルです。個人的な意見ですが、ハーレーダビッドソンが
馬で、トラックは幌馬車。
そして この二つの乗り物は、アメリカ人にとって大西部開拓時代
からの、大事な相棒みたいな存在なのではないでしょうか。

日本のステップ サイドは、デイトナ商会やボルト&ナットから、
スティール製ボックスと、FRP製リアフェンダーが組合わされた
KITで販売されていました。

【BEDスタイルの呼称】
CHEVY: STEP SIDE/FLEET SIDE
FORD: FLARE SIDE/STYLE SIDE
DODGE: UTI LINE/SWEPT LINE
  と呼ばれていたように思います。
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「第1世代」のブームから15年。

あんなにたくさんいたNISSANは、どこへ行ってしまったのでしょうか?
『最近、TOYOTAばっかり目立っている。』
こんな不満をお持ちのNISSAN派も多い事でしょう。
某雑誌の編集の方によれば『SHOW会場の中も外も、TOYOTAが多いんです』
『・・・・・・・・』
記事になる確立はやはり「数」に比例する。と言うのは理解できるけど、
なぜTOYOTAが人気なのか?。パッセンジャーみたいなスタイルが良いのかな?
良く分らないけど、ガンバレNISSAN!

元々ノーマルじゃ“格好わるいトラック”を、いかに COOLに
決めるか。これがトラッキンのテーマでした。
これは、昔のトラックのカタチにはカスタムする“余地”が
残されていた事を意味します。
でも最近のスタイルはデザイナーがデザインし過ぎているのか、
完成度が高いのか良く分りませんが、
カスタマイズが難しい時代になりつつあります。

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どうする?? NISSAN党の諸君

ついにD22の国内販売が中止されました。市場の絶対量が不足すれば、
コンディションの良いユーズド ベースを探すのも大変でしょう。
やっと見つけたD22も、FRONTIREにするためには相当コストが掛かります。
なにせFRONTIREは北米生産車のため、US部品を買うにしても720D21
ように国内で買えません。
全て輸入に頼る以外に購入方法が無いため、USベッドは当時の720 / D21
比べて1.5倍くらいになっています。

だからと言って、このままTOYOTAの増殖を指をくわえて見ているのですか?
NISSAN派の諸君、反撃を開始する時です。ガンバレ!NISSAN!!

*
720の時代から、FULL USにするためには交換部品が
多くて苦労するのがNISSAN
これも日産の設計思想かもしれません。?

『何で北米仕様だけを格好よくするんダ!』
でも惚れた弱みというか、『仕方が無い』と
諦めるしかないのです
*
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“LOOK”と、“REAL”

苦労して作ってもLOOK!。残念ですが“REAL”ではありません。

その昔、720/D21も同じでした。トラッキンの主流と言えば、何といっても
フリートサイドのCAL LOOK! でした。
ユーズド720に、『USベッド/USグリル/USバンパー/USミラーに変えてと。』
『おっとランプも変えなくちゃ!』そして出来上がった“CAL LOOK”
D21はもっと大変、フード/フェンダーまで変えなくてはなりません。

こんな苦労してCAL LOOKにする位なら、いっそロサンゼルスから持って
来ちゃえ!。少々乱暴でしたが、こんな理由でPICK UP'Sは、1987年から
【逆輸入車】の取扱いを始めました。
北米仕様ならZ24だし、オートマだって選べるし、ハンドルだって左に有る。
何と言っても“LOOKではありません“REALです。
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『左ハンドルがどうした。』と言われると確かにその通り。
でも 実際に左ハンドルを握ると、何でだか分らないけど
フロント ウィンドゥから見える景色が変わるんです。
ロサンゼルスを感じるんです。不思議。
左ハンドルに乗り換えたばっかりの時は、ウィンカーとワイパーを
間違えるんです。
チョット恥ずかしい・・

でも これが最終目標ではありません。
トラッキンの“道”は、ここから始まります。
*最初の720 K/Cは、Z24でなくL20Bでした。
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2400cc/TWIN-CAM/143HP。
これでは不十分ですか?

最近のトラッキンは、エアサス/コイルオーバー/エンジン換装と、益々過激さが加速
しています。外見だけでなくドライバビリティも追及した、“走り”のSPORT TRUCKが
たくさんデビューしています。でも予算的に誰もができるカスタマイズではありません。
SRに拘らないなら、2400cc:TWIN-CAM/143HPで十分ではないでしょうか?
エンジンいじったら、足やブレーキだって対策が必要になります。
パワーだけ有っても、それはSPORT TRUCKではないでしょう・・・?
・個人的には,REGULAR CAB / 5spdに乗って欲しいけど、ご希望に応じ、できる限り
 日本につれて来ます。
KING CABは、REGULAR CABより、台数が多いので探すのはラクです。
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・個人的にはレギュラー キャブが好きです。
 頭の後ろはリアガラス、これがトラックと 思っています。
 エクステンディッドは、620:KING CABRN56 X-tra CAB迄かな。
 トラックにユーティリティは求めない。
 この思いきりが大事だと思いますが?
 でもイザこの手のベースを探すとなると かなり大変でしょうが・・・
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REAL US NORTH AMERICA をドライブする!という選択。
もう一度検討してみませんか。

北米仕様/USDMとイロイロな呼び方はありますが、日本仕様のベース車に
北米純正パーツを組んでも、それは“メイク アップ”。
決して“カスタマイズ”ではありません。
ゆっくり時間を掛けて、長〜〜く楽しむのがトラッキン。
過激な流れは追わず、あせらず、無理をしない。
自分のペースでカスタムを続ける。これがトラッキン。だから楽しい!
そのためには、先ず「ベース」選びが基本です。後になって後悔しないために
NORTH AMERICA」も、選択肢の一つとして検討してみて下さい。


トラッキンは、ライフ スタイルです。
自分を主張する一つの手段です。
周囲が何と言おうが、“KEEP ON TRUCKIN'”
そして、COOLなナイスミドルになる。

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ミニトラックは全車【排気ガス試験】が義務付けられています。

ピックアップスでは、720 / D21を始め、トヨタ/マツダ/シボレーなども
【排気ガス試験】を受けています。従って、Nox対象地域でもOKです。

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Back to The Old School

Truckin' Again ?
ダットサン: 520|620|720|D21

アメリカ ユーズドカー情報: ダットサ



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1st: 2005/11/20
2nd: 2011/12/10:レイアウト/一部 更新

3rd: 2024/03/27::フォントサイズなど変更
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